結婚相談所を恋愛する場所に

「結婚相談所はときめきを探す場所ではない」
「結婚相談所で失敗する理由は恋愛しに来ているから」
「結婚相談所は条件を擦り合わせて結婚する場所」

もはや、この発言は時代遅れだと思うんです。

いや。 自分たちの手で時代遅れにしなければならない。
この概念を変えていかないと矛盾が生じる。
実は今、そう憂いています。

目次

結婚相談所を当たり前に…という業界全体の動き

結婚相談所業界全体が【結婚相談所を当たり前にする】という目標を持って活動しています。

これは我々のような仲人レベルの話ではなく、上部団体である結婚相談所の連盟全てが掲げているのではないでしょうか?

自然恋愛市場を巻き込んでいる現実

しかし【結婚相談所を当たり前にする】ということは、自由恋愛市場から婚活市場に人を巻き込むことになります。

この観点を絶対に忘れてはいけない。

自由恋愛市場から巻き込んでおいた挙句、「恋愛するな!」という発言は矛盾と混乱が生じ、結果「結婚に苦戦する人」を増やすことになる。 そして本人たちは「結婚できない属性レッテル」を貼られ、さらに結婚への希望が無くなる。

自分は今目の前で起こっている問題だと考えているし、今後さらにその動きは加速していくだろうとも予想しています。

結婚相談所が結婚できない人を生み出すのは、それこそ最大の矛盾ではないでしょうか?

では、この問題に対してどのように向き合うべきなのか。 自分なりの答えを出してみた。

結論から言えば、我々が目指すべきは「条件か恋愛か」の二者択一を迫ることではない。

自由恋愛市場から入ってきた人たちに適した、「新しい婚活の伴走スタイル」へのアップデートだ。

具体的には、現場で次の4つの変革を起こさなければいけない。

結婚相談所で恋愛するために

①恋愛感情を育むサポートをすること

裏側の話をして申し訳ないが、現時点で恋愛感情や恋愛論について仲人間で情報を共有する際に、自分としては少し引け目を感じながら、相手側仲人に自社会員がどのように接すれば恋愛感情が生まれやすいかを共有している。 引け目を感じるのは「結婚相談所婚活で恋愛の話…?」という温度感の差を感じることと、自分のような仲人がマイノリティ側であると感じているからだ。 まずはこの空気感を変えるためにも、恋愛感情を育むサポートが当たり前になること。そして当たり前にあることが大切ではないだろうか。

②「ときめき」の解像度を上げること

確かに自由恋愛の「刺激的なときめき(強い恋心)」と、生涯を共にする「心地よいときめき(愛着・安心感)」は違う。 「恋愛するな」と抑圧するのではなく、「求めているときめきは、結婚生活を幸せにする種類のものか?」を共に問いかけ、言語化をサポートする。 ときめきを否定せず、解像度を上げて視点を変えることが役割ではないだろうか。

「条件」は評価点ではなく「安心の土台」と伝えること

条件マッチングは、相手を精査・切り捨てるためのものではない。 お互いの価値観や生活基盤のズレをあらかじめ埋め、安心して好きになるための安全網として機能させる。 条件をクリアした上で、しっかり恋愛感情を育める環境を整えることが不可欠だと思っている。

④「指導する仲人」から「問いかけるコーチ」

「こうしなさい」「条件で決めなさい」という一方的なアドバイスは、会員様の思考を停止させ、傷つける。 必要なのは、「今どう感じたか」「何に違和感があるのか」を対話の中で引き出し、会員様自身が自分の意思で決断できるよう伴走することだ。

「結婚相談所に入ったのに、むしろに希望が持てなくなった…」 そんな思いを誰にもさせたくない。

時代遅れの常識を壊し、ときめきも納得感もあきらめない婚活のカタチを、自分たちの手で作っていきたい。

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